みなさん、こんにちは。弁護士の堀部忠男です。
宅地建物取引士は、不動産業者の顧客に対し宅地建物の重要事項を説明する等の仕事をします。この資格は一般には「宅建」と呼ばれています。この資格の試験はかなり人気のある国家資格の試験で、毎年10月の第三日曜日の午後に試験が実施されます。今年の試験日は10月18日です。この春宅地建物取引業法の改正法が施行され、これまで宅地建物取引主任者という名称の資格が宅地建物取引士という名称になりました。今年の試験が、名称が変更された後の初めての試験です。名称が変わって、合格率が変わるかどうか注目されています。
宅地建物取引業者は、宅地建物取引業の事業主体として宅地建物取引業の免許を受けるほか、事務所に宅地建物取引士を置かなければなりません。そのため、不動産業に携わろうとする場合、まず宅地建物取引士の資格を取得しようとすることが多くなっています。
宅建試験を受験される皆様の合格をお祈りいたします。